デバッグの定番「console.log()」
フロントエンド開発では、処理の流れを確認するために console.log() を使う場面が多いと思います。
ただしこの方法は、ログを消し忘れてコミットしてしまったり、再ビルドを待つ必要があるなど、意外と手間がかかります。
Logpoints という選択肢
実は Chrome や Edge には Logpoints という仕組みが用意されていて、これを使えばコードを一切編集せずにコンソールにログを出せます。
console.log() を書かずに同じことができるわけです。
使い方
- DevTools を開き、Sources タブで対象ファイルを表示(Cmd + P)
- 行番号を右クリックして Add logpoint… を選択
- 出力したい内容や変数を入力
これで準備が完了です。Logpoints が設定された箇所のコードが実行されると、コンソールにメッセージが出力されます。
まとめ
普段のデバッグでは console.log() に頼りがちですが、Logpoints を覚えておくと 「コードを汚さずにログを確認できる」 という大きな利点があります。
日常的に使うツールだからこそ、こうした小技を知っておくと開発効率がぐっと上がります。